本年度RI会長ゴードンRマッキナリー氏は「今ほど素晴らしい時はない。絶妙なタイミングでリーダーシップの手綱を渡された」と述べました。そしてテーマを「CREATE　HOPE　in the WORLD」と掲げ、ロータリーが世界に変化をもたらす方法としました。コロナウイルス流行の結果や世界的な紛争により傷ついた人々、特に子供や若者を癒す方法であり全ての目標であると、テーマ講演の中でロータリーのリーダーに語っています。
　そして酒井法丈ガバナーは「培おうプライド、育もうブランド、そして未来へ！！」と地区方針を掲げRIテーマと同様コロナ禍で深刻化したメンタルヘルスに目を向け、私たち行動人がとるべき4つの行動目標を掲げました。これと共にDEIに反する「無意識の偏見」という壁があることを認識せねばならず、そこに至る旅路において、組織として我々がどこにいるかを正直かつ透明性をもって捉え、継続と革新のバランスが取れた未来を生み出そうと唱えています。
　我がクラブにおいては近年新たに加わった仲間たちと共に、ようやくパンデミックによる制約を受けない事業や例会が行え「青少年を対象として、教育・スポーツ活動を通して国際交流を図り、世界平和に貢献する」創立の精神のさらなる実現に向けた行動が可能となります　しかし私たちを取り巻く環境は別の形で大きく変化しており様々な影響が予想されます。これら一つ一つにしっかり議論を重ねながら慎重に判断してまいります。
　クラブ活動を通じ、当クラブはメンバー間の友情が先輩後輩の隔たりを超えて成就しています。私たちが互いに研鑽し輝くことで外からは魅力あるクラブに映りさらに大きな輝きを加えて地域の役に立ちます。さらにDEIを進め互いに尊び栄える中で判断の基準になるもの、うちなる自分の気持ちに向けて4つのテストを繰り返し唱え、全てのものに等しく公平に寄り添う気持ちを言葉にするなら、それは愛ではないかと思います。
　様々な変化に対応し判断が必要な今、心の奥の方にある情熱の薔薇を以って乗り越えてゆきましょう。