2021年1月17日(日)
6484/9498(6484人の命が奪われたあの日から9498日)
-桜丘学園1.17阪神淡路大震災追悼式参加報告-
1月17日に桜丘学園で実施された「1.17阪神淡路大震災26年目の追悼式」参加しました。

皆様ご承知のとおり、桜丘学園(生徒会・孫便りの会)では1995年の発災以降、高齢の被災者との手紙のやりとりを通じた「心の交流」を粘り強く続けており、新聞・テレビ等でも数多くとりあげられています。

従来は、桜丘学園の高校生たちが、豊橋駅前ペデストリアンデッキにて、多くの竹筒に灯りをともして亡くなった方の鎮魂と今後の防災への決意を、通行中の市民を含めて表明する追悼式を執り行っていました。

一昨年(2019年)3月、桜丘学園孫便りインターアクトクラブが設立されたことに伴い、昨年より当クラブの会長・幹事。青少年奉仕委員長等も。この追悼式に参加させていただくことといたしました。昨年は居平会長が雨の中参加させて頂きました。

今回は新型コロナ禍の中での追悼式であることに鑑み、追悼式は駅前ペデストリアンデッキではなく、桜丘学園校内で感染拡大防止に配慮しつつ実施することとなり、当クラブからは、角谷会長・木所幹事・西副会長(IACプロジェクトリーダー)・鎌田青少年奉仕委員長・川原地区インターアクト委員という5名が参加いたしました。

発災時点が午前5時46分であったことから、半日遅れの午後5時46分に黙祷を行うこととしているため、午後5時頃から孫便りの会(孫便りIAC)・生徒会の高校生約20名が、グラウンドに設置したスクリーンにこれまでの活動記録を投影しつつ、灯篭の設置などの準備にとりかかり、柴田先生のMCに基づき、生徒会代表・孫便りの会・西副会長・小生等が挨拶を行い、予定通り5時46分に黙祷を行いました。

その後、26年たった今でも会と交流を続けている谷村輝さん(87歳)から、とても感動的なメッセージ(「いつも支援の輪をありがとう。コロナに負けないでまた会える日を楽しみにしています」)を電話越しに頂きました。

薄暮の中で準備が始まった追悼式ですが、終わるころには日はとっぷりと暮れていました。心配された天候については、比較的暖かく、また心配された雨も式終了後にぽつりぽつりと来たくらいで何とか無事に式を開催できました。

今年は、緊急事態宣言下ということもあり、限られた人数の参加ということになりましたが、来年は是非、クラブからも多くの方が参加できるような形でできるようになることを祈っております。

東日新聞・東愛知新聞の取材も受け、翌日の新聞にも掲載されましたので、ご参考までに写真等添付しておきます。